同じポジション・給与なら、日本語の話せないインド人を雇うべき - 失敗から学ぶインドビジネス10

最近は本当に綺麗な日本語を話すインド人の方が増えました。

日本企業は採用の際に、日本語を話せる点を非常に高くするため
綺麗な日本語を話せるだけで経験は別としてそれなりのポジションに
採用される可能性がそれなりにあります。

 

そしてまだ日本企業では英語のみでコミュニケーションを取れる人材が限られており、
うまく需要と供給がマッチングしている状態です。

 

しかし、私が日本企業を見ているとその採用過程で失敗している企業も多くあります。

大きく分けるとその失敗理由は2つ

  1. 日本語のスキル分、ビジネススキルがトレードオフされる
  2. 日本語でコミュニケーションを取ることにより社内の情報格差が生じる

一つめは、同じポジションで比較した場合、日本語分のプレミアムを給与として支払うか
もしくはビジネススキルのレベルを落とさなければ採用ができません。

 

競合の欧米企業などと競争する場合に、ただでさえも意思決定スピードなどで
劣っているなかで更にコスト高、もしくは人材の質を落とすと競争に勝てる確率は
ますます減ってしまいます。

 

二つめは、日本語のコミュニケーションは話せない従業員にとっては
全く理解できません。よって社内に情報格差が生じて円滑に組織運営が
できなくなる可能性をはらんでいます。

 

それが意図的であるかは別として、日本語と英語やヒンディー語の指示と
異なる内容が伝達されて社内に混乱が生じている様子も多々見てきました。

 

少しネガティブな内容となってしまいましたが、
一方で日本語を話せる人材の長所としては日本語を学ぶ過程で
少なからず日本の文化的な背景を理解している点です。

 

うまく活用することができれば、日本のやり方をうまく取り入れつつ
組織をまわしていく際の重要な人物になってくれるでしょう。