インドから見ると日本は止まって見える - 失敗から学ぶインドビジネス12

インドビジネスを検討する企業の方々に知っておいて頂きたいことの一つは、ビジネスのスピード感が日本とインドでは根本的に違うこと。

 

日本でビジネスをするのであればよいけれど、インドでビジネスをする場合には、「郷に入っては郷に従え」でインドのスピード感でビジネスをすることが大切です。

 

日本企業の意思決定プロセスや、詳細まで検討するスタイルを否定する訳ではありませんが、相手は違うロジックで動いていることを理解することが大切。相手のスピード感や、他にも投資先として検討している企業が各国に存在している中で自分たちが動いていることが理解できなければサクッと先を越されてしまう。

 

インドの発展途上な一面だけを見てインドを評価することは間違っていて、既にインドは日本の一歩も二歩も先を行っている部分があることを知ることが大切。

 

都市部では、ウーバーやOlaなどの交通系のシェアアプリが発達し、決済もオンラインで行うことができるようになりつつある。スマホとカードさえあれば生活可能になってきている。一方で先日金沢でソバ屋へ行った際に、観光地にも関わらず1万円近い金額をクレジットカードが使えず驚きました。

 

もちろん製造業となると、投資額の大きさとその回収ということでなかなかすぐには決断できない事情もあるとは思いますが、国内での需要は縮小しているわけで、小さくてもよいのでトライアンドエラーでノウハウを蓄積して積極的に海外へ展開して頂けたらと思います。動くなかで、今まで想定しなかったような顧客やビジネスに出会えることも多々あるのではないかと思っています。