本日施行、インド新間接税(GST)がもたらす7つの影響

待望の新間接税が本日施行されました。

最後の最後まで施行タイミングに関しては公式発表がなく、
どさくさに紛れてのスタート感があります。

 

お客様の会社を前日に訪問しても、いただいたご質問は
「GSTは本当に明日から施行されるのでしょうか?」です。


誰もその全体像を明確把握できておらず、手探り状態ですが
こんな状況でも前に進んでいくのはなんともインドらしい感じです。

多くのインド人も混乱を予想するものの、
制度自体の導入に批判的な人は見当たりません。


変化や混乱に強いのは間違いなくインド人の強みでしょう。

GST施行後、予想される影響をまとめてみました。

1. 税務コストの軽減
期待されている効果の一つです。仕入れにかかる税額の相殺範囲が

広がり税務コストが軽減されることが期待されています。

2. 外国投資の流入
税制的に単一の市場をみなせるようになり、小売りや
その他の製造メーカーもインド投資をポジティブに検討する
要素の一つになります。

3. 税務手続きの混乱と負担
まだ移行手続きの済んでいない企業や、請求書の表記変更
納税、申告など企業側は混乱も多い中で業務を進めていく必要があり
移行への負担が生じます。

4. 税額変更に伴う最終価格と売上変動
税額が変わる場合に消費者への最終販売価格も変わるケースがあります。
価格に敏感な商品の場合はその影響があるでしょう。

5. 企業の物流拠点の集約
これまでは州単位で検討されていた物流網・拠点が
今後は税制の統一により必ずしも必要なくなります。

企業は配送・物流拠点を主要な地域へ集約して、
コスト削減を図っていくことでしょう。

6. 税務コンプライアンス意識・レベル向上
GSTにはコンプライアンスレベルに応じて評価する仕組みがあります。
取引先を選定する際に、その評価を参照する企業も出てきて
全体としてはコンプライアンスレベルが向上されるでしょう。

7. 税務行政の改善
一層のオンライン化が進み、税務署が不正を行う余地も減り
税務行政も改善していくことでしょう。

 

GST導入が、新たなインドビジネス検討企業様の追い風になることを祈っています!